一般歯科・小児
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歯は上の図のように、「歯槽骨(しそうこつ)」と呼ばれる骨で支えられています。
この「歯槽骨」がさまざまな理由で溶けてしまうことがあり、放っておくといずれ歯が抜けてしまうことになります。このように「歯槽骨」が溶けることを「骨吸収」といいます。その代表的な原因が「歯周病」です。
皆さんもよくご存知のプラーク(歯垢)。これはただの食べかすではなく、実は右の写真のような細菌の塊です。
わずか1ミリグラム(1グラムの1000分の1)のプラークには、10億もの細菌がいるといわれています。実は、この細菌こそが歯周病の原因であり、下図のように、自覚症状がないまま少しずつ歯槽骨を溶かしていきます。
歯槽骨が溶けてくると、図のように周りの歯肉もだんだん減っていき、まるで歯が伸びたように見えてしまいます。
歯周病が進行してしまい骨が溶けてしまうと、元に戻ることはありません。進行を食い止めるため、そして歯周病予防のためには、歯磨きでプラーク(歯垢)をしっかり取り除き、さらに細菌の住みかである「歯石」をしっかり取り除くことが重要です。
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